高強度?非磁性ステンレス鋼 TNM-1™
非磁性ステンレス鋼とは
|
磁場を印加しても磁化されにくいステンレス鋼を「非磁性ステンレス鋼」といいます。オーステナイト系ステンレス鋼は冷間加工率の増加に伴い透磁率も上昇してしまいます。そのため、材料を非磁性のまま使用するには加工率を低く抑えたり、強度が不足したりするなどの課題がありました。弊社では、実際の使用方法に応じて適切な材料の選定をお手伝いさせていただきます。 ※SUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼は、非磁性ステンレス鋼として紹介されているケースがありますが、冷間加工することで加工部が磁化しやすい狀態に変化します。 |
 |
透磁率?加工率?硬さの関係
|
図3 加工率と透磁率の関係 |
図4 降伏応力と透磁率の関係 |
TNM-1?の詳細をさらにご覧になりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。
関連製品
非磁性ステンレス鋼（TOKKIN 305M）
一般的に非磁性ステンレス鋼と呼ばれるSUS305よりもNi値を高めに調整し、より非磁性を高めた鋼種です。材料の加工後も非磁性を保持でき、加工性、耐食性にも優れています。
